クレジットカードが溢れている
これだけたくさんのクレジットカードが溢れていると,いい話ばかりではありません。ちょっと怪しい話も中にはチラホラ聞きます。カード犯罪や偽造カード事件などは明らかに犯罪行為なので問題外ですが,違法と言い切れないグレーゾーンで,一部では注目を集めているものがあります。
皆さんはあまりご存じないかも知れませんが,よくスポーツ新聞の広告欄に『クレジットカードのショッピング枠を現金化』という掲載を見たことはありませんでしょうか。これは一体何でしょう?
クレジットカードには2つの限度枠
クレジットカードには限度枠があり,それは2つに分類されています。ひとつはショッピング枠で,そのカードを使ってお買い物を出来る限度枠です。もうひとつはキャッシング枠で,そのカードを使って現金を借りられる枠です。クレジットカードは買い物をするためのものですから,ショッピング枠よりもキャッシング枠は低めに設定されています。
例えばショッピング枠が50万円であれば,キャッシング枠は20万円となるわけです。あちこちの消費者金融からお金を借りて,返済が苦しくなっている人のことを多重債務者と言います。収入があってキチンと返済が出来ているのなら多重債務そのものは問題ではありませんが,資金繰りが難しくなって月々の返済が出来なくなってくると,パンクは時間の問題です。
すでに消費者金融で,借りられる枠いっぱいまでお金を借りてしまっている人がクレジットカードを持っている場合,目をつけるのがショッピング枠です。多重債務で苦しんでいる人は,キャッシング枠はすでに満杯になっていると思いますが,ショッピング枠はまだ残っているはずです。
クレジットカードを現金化
そこで,『カードを現金化』という業者が登場するわけです。先ほどの例のように20万円のキャッシング枠を全部使ってしまっている人のショッピング枠が50万円がまだ残っていたとすれば,それを現金化出来れば返済の足しに出来るはずです。
これらの業者はどうやって現金化しているのか?ほとんどの場合は,指定の窓口にてカードで金券を買うように指示し,それを額面の80%程度で買い取ることによって現金化したり,自社でブランド品などをカード決済で販売し,それをすぐに買い取るなどの方法が取られます。この方法を使えば確かにショッピングをして現金を手にすることは出来ます。
しかし額面は8割前後に減ってしまうい,またその支払い期日が必ずやって来ることをお忘れなく。
